PINKFOX 強制収容12

キレ者の女医は薄いインテリ眼鏡に白衣といういでたちでクセなのか時折右指を眼鏡のフチにやるが
その瞳は冷静で正に観察者のソレである。
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
色んな事があり、考える余裕がなくなった美智子はただ真っ直ぐ立つしかない。
が、女医の指がついに美智子の茂みの中に入り何かをキュッ・・と軽く摘むとたまらず美智子は高い声を出す。
「あ・・ヤン(照)!」
指を離し、思ったより冷静な女医は軽く指先を匂い、助手からメモリの突いた注射器のようなポンプを受け取るとなんと美智子の股間のあ○にズボッ!!と突っ込みスイッチを押すと激しくバイブをおこし、美智子の中で
何かがはじけた。
「やぁ・・・・ああぁぁぁーーっ(照)!!や、やめ・・・アアァァー(恥)!!」
ローターのようだ。
やめてといいつつも嬉しそうに火照る美智子を珍しそうに見ると女医はやがてそれを抜き取るとポンプには
かなりの精○が・・・
「たっぷり出したわねぇ・・フ・・」
ハッとわれに返り思わず下を向く美智子。
明らかに女医はサドタイプで早々彼女をドMだと医者の観点で見抜いたらしくこの情事を楽しんでいた。
助手は採取した美智子の新鮮な精○を顕微鏡で見つめ女医もどれどれ・・と見、例の冷たい微笑で言う。
「・・・ギンギンじゃない。あなた・・・あっちの方は普通の女の子の3倍は強くてよ。クスクス。
まるで牛並みだわ(冷笑)・・」

(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
美智子はもう何も返答する能力がなかった。
それは死にに来たからでもあるが自分と同じ女性で年も近い。そんな人に自分の汚い部分を全てオープンセールしなければならないのだ。
それはもはら醜態とか屈辱という感情を考える余裕もない程彼女は頭が真っ白になっていたのだ。
優等生だった学生時代、常にテストは100点ばかりだったがまるで0点を取って馬鹿と言われているような
ものなのだ。
しかし黒奇島の女医は彼女の精神カウンセリングではない。
次は彼女の太腿をもみ、背中にまわると背骨を人差し指でなぞり、そのままケツに突入し、言う。
「両手をひざにやってお尻をクイッと持ち上げなさい」
そのポーズはまるで浣腸をして下さいポーズだがそこから30pほどの長い幅一センチはあろうかという
フィルターを押し込まれるが、約22cmまででついに美智子がダウン。
それを抜きギョウチュウ検査をし、最後にオマルを用意され美智子はおしっことウ○チを採集用にするハメに
なり、それでもなんとかして終了。
肉体的にも精神的にもボロボロになった美智子を女医は椅子に座らせ、言う。
「あなたはここで亡くなります」
「・・・・・・・・・・はい」
分かってはいる。
だが現実に人から言われるとさすがに美智子も不安になった。
「でも、あなたが生きた証は・・・残ります。それがこれです」
女医が出したのはさっき採取した精○であった。
「ここに来た人で一年も生き残った人はいません。あなたも見たでしょうが上手く脱走できた人は島独自の
病原菌に感染してなくなってしまうからです。
あなたは・・綺麗ですから恐らく他の人よりも半年以上生かされるでしょうが・・・それだけです」
「・・・・・・・・・・・」
「見てください」
女医が見せた棚には沢山の精○の採取・・・だがよく見るとそれぞれ名前がついている。
「皆、未練があります。自分は死ぬ。だからせめて・・せめて来世に残し契えなかった人とコンタクトを取って
子孫を残したいと・・・」
美智子はこの日はじめて人間の声を聞いた気がした。
(そうだ、私は・・・)
リョウタたちを救う為に自分を売って来た。だから死ぬ、死ぬけど。
美智子は泣いた。
本当は、本当は死ぬのはとても怖い。
だが、だが・・・
「・・・残したいです・・・私も・・・・・・う」
冷たかった女医がこの日はじめて笑顔を見せた。


そしてその10分後彼女は研究室を出され自分の住む部屋を目指すがその途中、何度も気絶しそうになる
自分を押さえながら歩いていた。
壁には貼りつけられ、その後放置されてなくなったであろう人の残層や牢屋のような部屋では沢山の男女
が裸体で一緒にされ、何も言わずにただこちらを見ていた。
「・・・・・あの・・」
「・・なんだ?」
「あの人たちは何故何もしゃべらないんですか?」
「薬だよ。発狂するとうるさいんでな、蜂の巣上官のご命令でしゃべれなくしているのさ・・・お前も気をつけな」
(蜂の巣・・・その人が多分)
ここの責任者なのだろう。
先は分かっている。
権力者が望むのはいつも色と権力なのだから、美貌の美智子が生かされたのはこれから蜂の巣の新しい
オモチャにされる・・・玩具になるという事だろう。
その時、銃弾が・・・

ズダーーーーンッ!!
ズキャャーーーーーンッ!!!

マジ顔になる美智子を見、護衛はニヤついて言う。
「・・・・・あの銃声はな・・・銃殺刑の音だぜ。今日死んだのは結構有名な・・・女スパイってぇ話だぜぇヒヒ・・」
そして美智子の住む部屋に到着するとそこには美貌の女性が3人いた。
全て日本人だが彼女の来訪を歓迎しない様子。
そうであろう。
恐らくは皆、蜂の巣の遊びの為の女でアキられたら捨てられる・・・売られるならまだマシだが殺されるとなると
+1は彼女らの死活問題なのだから・・・
皆、裸ではないが裸体に近い格好で乳首と股間に銀や金のブレスで唯一隠しているだけの姿。
びっくりしたのは20帖程の部屋に温泉が湧き出ていてとても暖かい。
「コイツが今日からお前らの一員だ。ケンカするなよ。フフフ」
言うとドアが閉められたが早速美智子は3人一気に囲まれる。
ロングパーマのいかにも気の強そうなまつ毛の長い美人が美智子の髪の毛を触りながら言う。
「・・・大人しそうねぇあなた。上官が好みそう♪せっかく来たんだし、ささやかにみんなで歓迎会でもしないとね
・・・クスクス」
パーマは他の2人を見、ニヤつくと早速美智子は両手を掴まれ、三人に温泉に放り投げられた!!

バッシャーーンッ!!!!

「がほっ(助)!!」
思ったより深い。
這い上がろうとする美智子は両手を奪われ、何度も何度も顔を水をもぐらせられ多量の水を飲まされると意識
を失った。

なんせ悪い事をした超悪人が来る最終地点の島なのだ。
この三人も勿論可愛いだけではなく、もしかするとスパイ程度の美智子よりもヤバいのかも知れない。
美智子は大の字にされ、バシャッ!!と水をかけられると容赦ない袋叩きにあい、そのまま荒縄で天井に
吊るされた。
3人はだが、事が終わると意外とバラバラでどうやら如何に自分が生き残るか、が彼女らの悩みなのだろう。
そしてドアが開く。
「・・・おい、3号。出て来い。上官が・・・・お呼びだ」



                                                           13に続く